日本の老舗メーカー・クレモナ弦楽器製作所のコントラバス「Cremona No.14」に使用されていたネック部です。

経年による汚れやキズ、全体的な使用感があります。

指板の調整を「弦楽器の山本」さんにて行っていただいており、その際には発生していた弦のビビリ（主にA線のEポジション）を解消いただきました。（ビビリの解消は駒の調整も含めた、総合的なセッティング見直しの結果と考えられます。新たなセッティング条件では発生する可能性があります）

ナット付近とE♭ポジション付近の修理跡は（最後の写真２枚）、同じく山本さんにてネックのヒビを丁寧に修理していただいたものです。

ネック素材の形状をできるだけそのまま保つため、ボディーとの接合部表面はあえて整えておりません。

コントラバスから外す前まで、ネックとして不具合なく機能しておりましたが、今後のご利用にあたって補修が必要な箇所が見つかる可能性もございます。現状でのお渡しとなりますこと、何卒ご了承のうえご検討いただければ幸いです。　　

よろしくお願いいたします。